「一人株主総会」の記事一覧

今年も一人株主総会、役員報酬額に悩む…

一人株主総会 1人株式会社社長日記

nonai
我が社は5月決算なので、毎年6月に株主総会をやることにしています。
あらためて書きますが、株主は私一人です。なので一人で株主総会をやります。
自分一人なのでやらなくてもいいや、と思いますが、法律上やらなければならないので仕方なくやります。

毎年のテーマは同じで、
「役員報酬額の決定」
のみです。

一人株式会社で一人株主会社では社長の給料は自分で決めなくてはいけません。
これ、結構大変なんですよ。

普通の会社員からすると、
「自分の給料を自由に決めれるなんて最高やんけ。超高額にしてやるぜ!」
と思うかもしれませんが、逆です。

超高額にしたら、社会保険料や税金も超高額になるので、私もそうですが低額に抑えたいと考える社長さんも少なくありません。
かと言って、低額過ぎると会社にお金が残りすぎて法人税が高額になるので、それもまた避けたい。
ここは悩みどころです。

さて、我社の株主総会では具体的に今月6月から来年5月までの月給を決めます。
何度も書いていますが、一度決めたら原則的に1年間は額を変更できません。

役員報酬額は向こう1年の業績予想を勘案して決めますが、毎月の売上の変動は激しく、はっきりとした業績予想は困難です。
結局、前回4期目は考えることを放棄して、3期目と同じ額に据え置きました。

結果的に4期目は売上が良く、結果的に役員報酬額は低すぎることになり、多額の法人税がかかってしまいました。

4期目(3期目も)は月給289,000円でした。

4期目の売上は1千3百万円程度だったので、会社の内部保留をしない方針なら、月給100万円ぐらいでもいいぐらいでした。
そんなのあくまで結果論で、はじめから予想するのは不可能でした。

さて、5期目は…。

悩ましい…。

正直、4期目と同じ売上を上げる自信はあまりなく、月給100万円なんて恐いことできません。
もし、月給100万円に設定して、5期目の売上が悪過ぎたら、無駄に高い社会保険料と税金を支払って会社が大赤字という可能性もあります。

かと言って、今年も据え置きはさすがに無理だし…

ぐぬぬ…

(3時間経過)

結局、考えた末に、月給は514,000円に決定しました。年収だと600万円超。社長の年収としてはまだ低いですが、アラフォーのおっさんの年収としたらまあまあぐらいですね。

この額は悪くても5期目は4期目の半分の売上(600~700万円程度)はあるだろう、という慎重な予想に基づきました。というか、ぶっちゃけ適当です。わからんから「エイヤ!」で決めました。

さて、この決定を株主総会に諮りたいと思います。

議長(自分)
「5期目の役員報酬額を514,000円にしたいのですが、よろしいでしょうか?」

株主(自分)
「異議なし!」

(↑アホらしいけど法的に必要な儀式)

ということで、514,000円となりました。

さあ、これで社会保険料と税金が激増するけど、ちゃんと払えるように今期も稼ぎます!



一人株主総会を開催する

一人株主総会 1人株式会社社長日記

soukai通常、株式会社では年に一回株主総会を開催することが義務付けられています。
我が社の会社定款にもこう書かれています。

第3章 株主総会
(招集)
第 12 条 定時株主総会は、毎事業年度の末日の翌日から3か月以内にこれを招集し、臨時株主総会は必要あるときに随時これを招集する。

5月31日が我が社の年度末なので、9月1日までに開催しなくてはなりません。
まだ時間的には余裕があるのですが、ちょうど時間があるので、今やることにしました。

では株主を招集します。集合。

招集完了。
我が社の株主は自分一人!

えー、こんばんは、社長です。
では株主総会を開催します。
議題は社長の役員報酬の額についてです。
前期は249,000円/月でしたが、今期6月から289,000円/月に変更したいと思います。
異議のある方はいらっしゃいますでしょうか?

(株主)
異議なし!

(社長)
では、役員報酬の件については承認ということで。

(株主拍手)

(社長)
議題は以上なので、これで株主総会を終了します。本日はありがとうございました。

アホらし。
でも、参加者が一人だろうと、株主総会の開催は義務なのでやらざるを得ません。この後、議事録を書いて印刷して、印鑑を押して、それを10年間保管する必要があります。

株主総会のことはこれでおいといて、社長給料の額は今回も悩みました。何度も書いていますが、社長の報酬額は基本的に1回決めたら1年間は変更できません(できるけど面倒くさいし、色々不利)。
会社の売上は毎月上下するにもかかわらず、それに報酬を比例させることができません。だから今期の売上を無理やり予測して、えいや、と決めるしかありません。

先月に事業が大打撃を受け、売上がガクンと落ちて、しばらくは低迷することは予測されるので、給料は据え置きにしようかとも思いました。しかし、自分にプレッシャーをかける意味で、給料をアップさせることにしました。役員報酬が289,000円/月だと、損益分岐点の会社利益は35万円/月ほどです。現状からすると苦しいところですが、これをバネに頑張ります。

それにしても、社会保険料の支払いがこれで7万5千円/月です…。
何度も言いますが社長なので実質全額負担です。本当に勘弁してほしいです。


ページの先頭へ